「TOEIC L&R」TOEICで700点超えし、外資系企業に転職した女性の体験談!キャリアップを目指す方には必見の金言です!

TOEICとは?

 

 

TOEICとは国際コミュニケーション英語能力テストのことで、

テストの開発と評価についてはアメリカ合衆国の教育試験サービス(ETS)が行っており、

世界の約150ヵ国において約700万人が毎年受験をしているというデーターがある

大変ポピュラーな英語能力テストです。

 

テストは、リスニング100点、リーディング100点の200点満点とシンプルにできており、

その内容は、日常的な内容からビジネスに渡るまで幅広いシチュエーションのもので構成されています。

 

英検や他の英語検定試験とは違い、

出てきたスコアによって当人の英語能力がどの程度のものであるかを判断するもので、

資格や免許とは違ったものであることが特徴とされます。

 

受験する層は主に、社会人になった人が多く、

会社がその社員がどの程度の英語力を持つものかを判定するために受けさせたり、

または転職の時に自分自身の英語能力を示すために受ける人が多く、

また大学生でも英語のコミュニケーション能力を調べるために英文科の学生は受験することがあるようです。

 

しかしだからといって、主婦やシニアのビジネスマンが受験をしていないというわけではありません。

受験層は幅広く、一般的に一番多い受験層は大学生から25歳くらいの若い社会人というデーターが出ています。

 

点数の目安としては200点くらいでは、英語でのコミュニケーションは難しい、

220点から465点では、通常の会話で最低限のコミュニケーションの能力がある、

470点から725点では、日常生活の英語能力及び、仕事での業務上のコミュニケーションが取れる、

730点から855点ではどんな状況でも英語でのコミュニケーションが取れる、

860点以上は第二か国語として英語を使うにあたり十分なコミュニケーションが取れるという目安になっています。

 

又、そのスコアに応じて、コミュニケーション能力のレベル (Proficiency Scale) が

A、B、C、D、Eの5段階で評価され、スコア分布も公開され、

受験者の中で自分がどの順位にいるのかということも、おおよそ知ることもできます。

 

受験に至った経緯

 

 

 

私がこの英検を受験する経緯は外資系への転職を希望していたからという理由と、

純粋に英語のコミュニケーション能力というのはどの程度の勉強で

どのくらいのびるのかということを調べたかったからです。

 

TOEICの点数が高くても実際に海外でどの程度コミュニケーションが可能なのかということや、

外資系の会社でどの程度英語が使えるものなのかも知りたかったというのもあります。

 

日系の会社にアメリカ人から間違い電話がかかってきたことがあり、

全く対応ができる恥ずかしい思いをしたことがあり、

そのことも大きなきっかけとなりました。私がしどろもどろだったので、

「誰かほかにいませんか?」と言われてしまったのです。

 

こんな簡単な英語もわからないなんてどうしようもない。

自分はこの会社内では仕事ができるけれども一歩外へ出たら

社会人とは言えないのではないかと感じだからです。

 

英語勉強を始める前の私の学力

 

 

TOEIC受験のために勉強を始めるまで、私は英語は好きでしたが、

ラジオの英語講座で自主的に一年間勉強すると同時に、

ネイティブスピーカーと会話ができる英会話学校へも週に1,2回通いましたが、

TOEICのスコアは450点程度でした。

 

中学、高校と英語の成績は常に上位におり、得意な科目ではあったものの、

やはり学校英語がどれだけ使えないものかというのを目の当たりにしたものです。

 

合格するためにした勉強法

 

 

TOEICは前述したように、合否がある検定試験ではないため、

どれだけスコアがあがるかというところが勉強の目安になります。

 

TOEIC用の参考書や、問題集をどんどん解いていき、

リスニングもオンラインなどで授業が受けれるため、

TOEIC受験用のトレーニングを受ければスコアはわりと簡単に上がっていくと思います。

 

まず、TOEICの英語はアメリカ英語なので、

特にリスニングなどはアメリカ英語の発音に慣れておくことが必要ですし、

リーディングにおいてもアメリカで使われる単語を知っておく必要があります。

 

この辺りは学校英語でも単語については十分勉強をすることができますし対応できます。

とにかく模擬試験を何度も繰り返しやることが大切です。

 

また、考えてぼやっとしていると、問題がどんどん進んでいってしまうので、

集中して、回答を間違えないようにすることも大切です。

 

私はTOEIC用の参考書、問題集、オンラインでのリスニングでトレーニングをして、

そして英会話学校へも通いました。

 

これは、わからないところを先生に質問するためです。

問題は比較的簡単なので、700点くらいなら誰でも簡単に取れると思います。

 

それから、たまたま近所にアメリカ人が多く住んでいる場所があったため、

アメリカ人が多くいくお店などでアルバイトをしたりしました。

 

合格したその後

 

 

希望していた外資系の仕事に就くことができました。

又、転職の際や、派遣会社に登録をするときにも

TOEICのスコアを提示することができるので、とても有利でした。

 

ただし、一つ注意したいことは、TOEICはアメリカ英語が基本ですから、

例えばヨーロッパなどイギリス英語圏での就職や、ビザなどには効力がありません。

 

TOEICと言っても知らない人もいるので、

TOEICが世界的にとても有利に働く英語の試験だとは思わないほうが良いでしょう。

 

ただし、アメリカでの就職や、日本国内の外資系または日系の会社であっても、

TOEICの高いスコアを持っていれば英語関連の仕事をさせてもらうことができます。

 

700点あれば営業職も可能です。

その後も何社か外資系の会社への転職をしましたが、

その間にたまたまヨーロッパの日系企業で働く機会をもらいました。

 

その時には、TOEIC850点以上の社員が日本から派遣されていましたが、

実際にその方たちは現地の人のイギリス英語の発音に悩まされており、

日常会話もままならない状態でした。

 

ですから、やはりTOEICのスコアというのはあくまで指針であり、

その基礎を元にしてやはり英語のコミュニケーションというのは常に鍛錬することが必要だと思われます。

 

又、TOEICは会話テストや筆記(エッセイ)テストがありません。

そのため、英検や他の英語検定試験に比べると敷居が低く、

受験しやすいテストでありながら英語の能力を数値で示すことができるというリーズナブルなテストです。

 

ですから、簡単に受験できるということはプラスになりますが、

実際に会話をすることや、文章を書くということに関しては別途訓練が必要だと感じます。

 

TOEICのスコアをあげながら、他のエリアも合わせて勉強していくという勉強方法は大変実力がつきます。

私自身も、TOEIC以外に英検とイギリスのケンブリッジ英語検定を同時に勉強して同時に受験をしました。

 

そのような方法で英語を勉強していくと、読み書き、会話、理解力の全てのエリアの実力を伸ばしていくことができ、

実際に業務上で使うときに大変役立ちます。

 

また、日常会話というのは意外に難しいものでもあるので、

検定試験に受かっていたり、TOEICのスコアが高くても日常会話に困るという方にも多く出会いました。

 

英語の勉強法は、一つに絞らず様々な経験と様々な方法を試してどんどん実力をつけ、幅を広げていくと良いかと思います。